ゆーほによる犬グッズお見繕い
「たくさん掲載しているのはいいが何を買ったらいいか分からん」とのお声をときどき頂きますので、サイト内のご案内がてら、必要最低限のものや便利なのに目立ってないものなど、何品かご紹介したいと思います。
季節や新発売などによって記載の内容は折々更新しますので、時々覗いてみて下さい。
足りないものを色々補えるミルク
子犬期を終えるとミルクを卒業してしまうお宅が多いのではないかと思いますが、今は成犬用~シニア用まで出ていますので、一生のお供にできます。
何故おとなになってまでミルクを飲むのかと言うと・・・
粉のままゴハンにかければ簡単給与で食欲増進&良質な蛋白質補強に。
ぬるま湯に溶いて飲ませれば水分補給が捗り、尿量が増えるので膀胱内の結晶押し流し効果も。
善玉菌配合で
腸内環境の改善に寄与するものを使えば栄養吸収アップ&うんちも活き活きとして、しかも免疫力が高まり余計な病気をしにくくなります。免疫力が上がる事により、皮膚トラブルなんかも内側からの改善に寄与します。
アミノ酸スコア補正の機能を持たせたものもあります。特にドライフードで欠けがちなアミノ酸を強化配合してあるので、一緒に召し上がる事によりフードの弱点を補い、隠れていた(使えていなかった)栄養価も引き出します。
どうでしょう。使わないのがもったいないような気がして来ませんか?
ドライフードというのは、粒形状を保持するために植物性原材料の粘りを使用せざるを得ません。(動物性原材料比率の高さにこだわったフードが、砕けやすく最後の方が粉ばっかりになっているのはこういう理由です)
植物性原材料が多いとどうしても制限アミノ酸を発生させ、アミノ酸スコアを落とす事になります。
アミノ酸スコアの悪い食事は、もりもり食べているのに筋肉の付きが悪く、毛艶もぱっとせず、ゴミになる分が多いので便臭や便質にも影響します。
良いと思われるフードを色々試してもなかなかアタリにめぐり合えないというお声をよく耳にします。
どんなに良いフードでも、所詮は獲物の栄養価に似せて作ったものです。どれにしても単体では完璧なものではありません。
フード銘柄を色々変えてみるのもいいのですが、「今のフードに+ミルク」という選択肢も是非一度お試しになってみて下さい。
ガラっと体調が良くなる事があるので、侮れません。
尿pHは食事後にはアルカリ性に傾き、またゆっくり酸性に戻るという具合に、一日の中でゆるやかに変動します。
弱酸性の尿は、ストルバイトを結晶のうちに溶かす働きがあります。
朝一番の空腹時には弱酸性(pH6台前半)になっていたいところです。
一日のうちに一度も酸性にならない場合は、膀胱内感染症などが疑われますので、受診をお勧めします。
予後は、動物性蛋白質の多い食事や、
尿を酸性化できるサプリメントなどで再発を予防しましょう。
[食後] 歯みがきは必要か
いぬはあまり虫歯にならないのでついつい怠りがちですが、歯の手入れをしてるのとしてないのとでは歯石の付き方が随分違って来ます。歯石が付くと、口臭が強くなったり雑菌が大いに繁殖するなど、ろくな事がありません。
歯ブラシでもいいですし、
ガーゼのようなもでも結構です。
歯磨き粉をつけて、歯の表面を定期的にこすってあげて、歯石が成長するのを遅くしてあげて下さい。
どうせなので歯茎もマッサージしてあげて、血行を良くしましょう。
いきなり口に何かを突っ込んでガシガシやりますと、歯みがきが嫌いになってしまいます。はじめは「指で歯にちょっと触って終わり」くらいから、徐々に口の中を触られる事に抵抗を感じないようになる練習をしてあげて下さい。
付いてしまった歯石は容易に取れません。
以前は
スケラー一択でしたが、最近は
歯石を徐々にモロモロにして取ってしまう液体が発売され、意外と好評です。
とはいえスケラーの「パキッ」の快感も捨て切れず、まだまだ人気です。
スケラーは尖った金属棒ですので、余程おとなしく口内を触らせる犬でないと危ないです。歯茎に刺さったり歯の表面に傷をつけないように気をつけて下さい。歯に傷が付くと、そこに汚れがたまりやすくなります。
やはり歯石が付かないように日々のお手入れが先決ですね。
今日はここまで・・・